震災が教えてくれたこと

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フラメンコ音楽の専門家
池川寿一です。

本日、
たった5分で踊れる、歌える、弾ける
フラメンコ体験セミナー

無事終了しました!

体験セミナー

今回ははじめて12拍子の
「ブレリアス」のリズム
使ってのワークを中心にやりました。

アタマとカラダをフルに使って、
初対面でも2時間後には
ブレリアスのリズムを使って、

しっかりと

コミュニケーション

することができました!

今月26日のセミナーも
おかげさまで満席です。

来月分の募集は近日中に行いますので、
今しばらくお待ち下さい。

 

●震災が教えてくれたこと

東日本大震災から6年が経ちました。
 
6年前の今日、ぼくは宮崎県でのコンサートの真っ最中でした。
 

昼の部を終え、メンバーと楽屋で団欒している時に、
突然流れたテレビのニュースを見て愕然としました。
 
家々が津波で流される衝撃的な映像や
行方不明者の数が増え続けるニュースが流れる中、
東京へ住む家族へ連絡もつかないという状況。
 
動揺を何とか抑えつつも、
夜の部に来ていただくお客さんの前では
平常心をと思い、なんとか演奏したのを覚えています。
 
それまでぼくはフラメンコギタリストとして
全国で演奏させて頂いていましたが、
この日をきっかけに、明らかに自分の人生が変わりました。
 
それは、いつ突然命を失ってもいいよう、
自分の本当にやりたいこと、
やらなければいけないことに集中して生きていこう、
と言うことです。
 
しかし、そう思うものの
そのために何が出来るのかは分からずにいました。
 
悩んでは考え、考えては悩む日々の繰り返し…。
 
ぼくに唯一できることは
フラメンコギターを弾くことであり、
それを人に教えることであり、
人と人を繋いだりすることである。
 
具体的に何が出来るのか分からないまま、
それでも行動したいと思い、
フラメンコの仲間たちを集めて、
チャリティーライブを企画。
 
その後は継続的な支援の必要性を感じ、
日本で活躍するフラメンコアーティスト14組に声をかけ、
「フラメンコチャリティーCD~Oracion(祈り)」
を製作しました。
 
震災直後は、フラメンコ業界も大変な時期でした。
突如ライブが中止になったり、来日スペイン人が大量帰国したり、スペイン料理屋が次々と閉店に追い込まれたり、と。
 
漠然とした不安に苛まれながら、
 
「自分にしか出来ないことはなんだろう?」
 
と、あらゆる書物を読み、
勉強会、セミナーなどに積極的に
参加するようになりましたが、
それでも何がしたいのか分からない日々が続きました。
 
そんな時、突然
音楽出版社から教則本の出版依頼が来ました。
 
縁を繋いでくれたのが、
懇意にしてくれているフラメンコギター専門店の店長でした。
 
理由を聴くと「君なら書けそうな気がして」とのこと。
 
それまで、教則本を書いてみたいとは
一度も考えたこともなかったし、
自分がフラメンコの教則本を
書くにはまだ経験も技術も足りない部分が
多すぎると思い、はじめは断ろうと思っていました。
 
しかし、今一度自分に与えられた状況を
考え直してみることにしました。
 
ぼくの活動理念の一つに
 
「日本中にフラメンコを広めたい」
 
というのがあり、これまで弟と
フラメンコギターの演奏活動や
舞踊伴奏などのライブ活動をメインに行なってきました。
 
この活動を別の視点で考え、
思いついたのが、今の理念にも繋がる、
 
「フラメンコを楽しめる環境を日本中に作る!」
「フラメンコを日本の文花にする!」
 
ということでした。
 
日本のフラメンコ人口は全国的に踊り手はとても数が多いのに対し、フラメンコギターを弾く(伴奏する)数が圧倒的に少ない、
というのが現状です。
 
本来フラメンコは、歌と踊りとギターの三者で合わせられるものですが、日本では歌い手やギタリストの数が圧倒的に少ないため、
ごく限られた機会でしか三者が揃うことができずにいます。
 
歌い手とギタリストが増えれば、
日本中でフラメンコライブが実現し、
人前に触れる機会が増えるはず。
 
その結果、ぼくの夢である、
「より多くの方にフラメンコを広める」
というものに結びつくのではないか、と思ったのです。
 
そのためには、フラメンコギターを誰でも取り組みやすく、
弾き方を分かりやすく解説した「教科書」の必要性を感じました。
 
教科書という私の分身を作ることで、
ぼくが死んでも、たくさんの人に
フラメンコギターを広めることができる。
 
そう思いたち、
「フラメンコ・ギターの教科書」
の製作が決まりました。
 
正直、教則本を制作するにあたり、
 
「まだ30歳そこそこの自分が、
フラメンコギターを語っていいのか」
 
「まだ早いのではないか」
 
といった迷いや葛藤がありました。
 
しかし、震災で命を失った人々のことを思うと、
「今はまだ早い」というのは言い訳であり、
逃げでしかないと思い、
恐れ多くも最後までまとめる決意をしました。
 
世界中から膨大な数のテキストを取り寄せて研究し、
多くの方にモニターとして協力してもらい、
試行錯誤を繰り返した結果、
1年がかりでまとめ上げました。
 
そうして、当時としては
画期的なDVD・タブ譜付きの教則本を
出版することが出来ました。
 
本来フラメンコは伝統音楽であり、
言語化・楽譜化しにくい部分が多々あります。
 
それらをなるべくシンプルにまとめ、
フラメンコギターで必要なスキルを
徹底的に分解して解説することにこだわりました。
 
そして、「まったくギターを触ったことのない初心者」から、
「他のジャンルの音楽をやっていてフラメンコの雰囲気を味わってみたい」方、「本格的にフラメンコ奏法を弾いてみたい」方まで、幅広い方々にフラメンコギターを楽しんでもらおうと思い制作しました。
 
「フラメンコ・ギターの教科書」はおかげで現在7刷を越え、
全国に広がっています。
 
ご購入者対象にメールマガジン登録のサービスをつけ、
ご購入後もサポートできる仕組みを作ったおかげで、
フラメンコ好きの集まるコミュニティーが出来上がってきました。
 
今度はそのコミュニティーを活かし、
全国的規模で愛好家が集まれる場を作りたい。
 
リアルとネットをフル活用して、
フラメンコを楽しむ人を増やすことができれば、
世の中にもっとフラメンコの魅力が広まるのではないかと
思っています。
 
まだ目標の旅路の途中ですが、今の自分に至るきっかけを作ってくれたのが、6年前の今日この日でした。
 
ギター教室はお陰様で生徒の数も6年前から倍増し、
現在200名以上の生徒さんに通って頂いています。
 
これからも国内、国外向けのギター教材や
全国のフラメンコファンを結ぶコミュニティー作りをはじめ、
皆さんにフラメンコを通じて、
情熱と感動を届けたいと思っています。
 
「フラメンコでできること」
「自分にしか出来ないこと」
 
を教えてくれた大震災。
 
あまりに失ったものは多いのですが、
自分がいつ死んでもいいよう
毎日を精一杯生きることを
気づかせてくれたことに感謝します。
 
改めて、震災で亡くなった方々へのご冥福をお祈りします。

 

「プロギタリストになりたい」「できたらギターだけで生活したい」「音楽で人に喜ばれたい」という方のために、ぼくが20代のうちにプロギタリストとして活動でき、現在も家族と日本各地へ旅行を続け、自由なライフスタイルを実現している方法について徹底伝授します。

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プロギタリスト養成人
池川寿一

 

 

 

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